ハンデス枠

2011年9月14日 TCG全般

最近使用しているチームイタリアではあえてハンデスを思考囲い４枚のみにしている。
ヒムを抜いたときから、確実に仕事をしている思考囲いだけでどれだけやれるのか試したかったのが始まりだ。
メインできついのはコンボとZooなど、ほかにも緑のからむデッキ等(ロームやエンチャントレス、ディードスティルなど)がきつい。
要するにコンボパーツも落とせてクリーチャーも落とせるとなると、思考囲いしか確実に効くものはないとなる。
コジッレクではSnT、Hive相手に不安。デュレスはクリーチャー主体のデッキに打ちずらい。
ヒムはマナ基盤への不安、効果の不安定性、ヴィジョンや石鍛冶に対していまいちと感じるので採用したくない。
思考囲いと同じ役割には、どれもやや不足と感じる。

しかし、現在のメタに対応するためにハンデスの追加は有効と思われる。
なにかしら入れてみたい。

そこで思考囲いの使用感を振り返り、適切なハンデスは無いか考えてみる。

思考囲いのみでは、初手に無く第２ターン以降に打つことが多くゲーム中に引けないことも頻繁にあった。それを前提にプレイしていたのだが、明らかに第２ターン以降だろうと打てたほうが強かった。
このことから、第１ターンには打てないハンデスも候補に挙がるのではないかと思い至った。
自分が使ってみたいと思うものは以下の３種である。

酷評/Castigate
潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler
陰謀団式療法/Cabal Therapy

酷評は墓地利用デッキ(ここでは主にローム等を想定)にも使え、エムラクールなども除外すれば減らせる。しかしほぼシングルシンボルのように打てるとはいえ重い。

漕ぎ手は除去されなければ酷評もち熊だが、マザー前提で無いと機能しずらい。コンボ相手ならどかされにくい。

セラピーは第１ターンにデッキを見破ることさえできれば相当に強い。しかし空打ちすると厳しい。

今のデッキに入れるならば、『効果としては酷評が欲しい』『クロックが減るのはまずい』『マザー３枚採用』という条件から漕ぎ手が良さそうである。

そもそもDeadguyAleを調整していても、『追加ハンデス』兼『除去の的』兼『クロッカー』とみれる漕ぎ手はよく採用していたし、十分仕事もしていた。

枚数は２枚くらいで十分だろう。マザーを入れることにした時点で真っ先に試すべきだったかもしれない。それくらい可能性を感じる。

最初にチームイタリアで平日レガシー全勝できたときも３枚入れていたが、マザーも採用していなかったしその時は微妙だった。
今こそ再び試してみるべき時かもしれない。