日本初となるレガシーグランプリであるグランプリ京都には時期的に参加が絶望的で、案の定出れず。今回のグランプリは地元千葉開催ということもあり、「絶対出たい」「納得いく結果を出したい」と発表された当初から願ってこれまでやってきました。
初めてヤンパイを使ったグリデルを組んで大会に出始めてからこれまで、自分の中ではよい結果が出せた時期もありましたが、ここのところほとんど勝ちきれることもなく、デッキやプレイングに悩まない時はありませんでした。
探査クリーチャーを組み合わせるのがよいと最初の頃気づいて墓忍びを使っていたこともあり、グルマグのアンコウが刷られた時はそれが強いことは一目でわかりましたし、いつか流行ると思ったものでした。
しかしこれまで使い続けた墓忍びへの愛着と、地上横並びのクロック展開と併用する際の飛行クリーチャーの有用性を重視したい気持ちから、採用は見送ってきました。
しかし想像通りアンコウはグリクシスの常識となり、それに伴いデッキリストもどんどん完成されたものとなっていきました。
グリクシスのいつまでも研究し続けられる不完全さが好きで使っていた自分としては、その一つのゴールとも思える現在主流のリストが嫌いで仕方ありません。
はっきり言ってタルモゴイフの次に鳥肌ものです。虫唾が走ります。
どんなにあれを上手に使えてもノア・ウォーカーにはなれやしないのに。やってられるかと。
どうしても別の可能性を追求したくなるのです。
今回のトライアル参加期間も、楽しいゲーム自体は沢山ありましたが、悩みと葛藤はつきませんでしたし、そんな自分に結果がついてくるわけもなく。
だいたいがロケットスタートからの大失速で平凡な結果に終わりました。一度もシングルに残れず悔しさしかありません。
本戦こそは後悔しないようにと、MOを中心に練習を続けてきました。今までのプレイの荒さも改めようと反省と反復。しかし自分程度がMTGに掛けられる時間などはたかが知れているので、決して十分納得いく練習ができたとは思えません。
それでも、自分のやれることはやったと、とにかく悔いないようにと時間を見つけてはグリデルと戯れていました。その時間は楽しかったです。
さて本戦に向けて、デッキが決まったのは本戦当日の3日前のこと。たまたま気が向いてトナプラで回していた時、チメリカとマッチアップし、相手の行動をほぼ封殺しながら最低限のクロックで快勝できた時でした。
それまで自分の選択が裏目となり、相手の持ち札がキレッキレに噛み合って負けるゲームばかり繰り返していた中、勝つ爽快感を思い出させてくれたその時のリストを、自分の今のグリデルとして信じることにしました。
決して強いリストだと胸を張れるものではありませんが、自分が使うなら一番強いと言えるリストにはなっていると信じることはできました。
本戦の結果については次の日記に書きますが、よい結果にはなりませんでした。
それでも、悩みながらも最後は気持ちよく決断できたこのデッキが好きで、本戦自体も後悔は一切残っていません。
ただただ次は頑張ろうと思います。
まだまだ道の途中。
日曜日、サイン会に並んでいる時に隣の初対面のレガシープレイヤーと雑談していて、ある記事の「初心者はデルバーを使え、中級者はミラクルを使え、そして上級者はまたデルバーを使え、さらに超上級者はミラクルを使え」というような意味の内容があったねと話になり、何故か響くものがありました。
自分はバーンでレガシーを始め、レッドデス/デッドガイエール/チームイタリアという3種のデッキを使いビートコントロール的戦略で勝ったり負けたり出来るようになり、その後またURバーンで火力の楽しさと難しさを味わいました。それらのデッキと一度別れを告げて最後に辿りついたのがヤンパイもアンコウもネメシスも生まれる前のグリデルでした。
UR Delver にボブを入れたくらいのデッキから始まり色々試す間に、様々な強カードが刷られてデッキが変遷していきました。
結局この過程では、自分はレガシーを始めてすぐデルバーに触った訳でもなく、上級者に到達して使い始めた訳でもない、デルバーというデッキの勝ち方を知らぬまま今までの経験を捨てて飛び込んだようなものでした。
ようはその時点から今もまだデルバーの初心者なのだと思います。
今回のグランプリでは3-1スタートした後、デルバーミラー2連戦で負け続けた事が一番大きく、それが全てでした。
様々なデッキとの立ち回り方を勉強してきたものの、結局はデルバーというデッキ
の勝ち筋の深さを理解しきれず、これらのデッキ自体への理解の差から敗走してしまったと言えると思います。
これは大きな差であり、自分にとっては今後に意味のある気付きでした。
今はまだコンボ絶対殺すマンでしかありませんが、いつかデルバーをもっと使いこなし、デルバー同系絶対殺すマンにさえなれるくらいを目指していきたいです。
他のデッキも遊びますが、とにかくグリデルと運命を共にしていきたいと改めて思えたグランプリでした。
たくさんの仲間や知り合いと久しぶりに会い、楽しい話もでき、知らなかった人に面白いデッキの話も聞けて内容のとても濃い2日間でした。
そして添付画像にあるようにニルス・ハム先生との出会いはかけがえのないものでした。
こんな素敵な経験を沢山させていただき、運営側の方々、参加者の皆さん本当にありがとうございました。
マジック最高!!
初めてヤンパイを使ったグリデルを組んで大会に出始めてからこれまで、自分の中ではよい結果が出せた時期もありましたが、ここのところほとんど勝ちきれることもなく、デッキやプレイングに悩まない時はありませんでした。
探査クリーチャーを組み合わせるのがよいと最初の頃気づいて墓忍びを使っていたこともあり、グルマグのアンコウが刷られた時はそれが強いことは一目でわかりましたし、いつか流行ると思ったものでした。
しかしこれまで使い続けた墓忍びへの愛着と、地上横並びのクロック展開と併用する際の飛行クリーチャーの有用性を重視したい気持ちから、採用は見送ってきました。
しかし想像通りアンコウはグリクシスの常識となり、それに伴いデッキリストもどんどん完成されたものとなっていきました。
グリクシスのいつまでも研究し続けられる不完全さが好きで使っていた自分としては、その一つのゴールとも思える現在主流のリストが嫌いで仕方ありません。
はっきり言ってタルモゴイフの次に鳥肌ものです。虫唾が走ります。
どんなにあれを上手に使えてもノア・ウォーカーにはなれやしないのに。やってられるかと。
どうしても別の可能性を追求したくなるのです。
今回のトライアル参加期間も、楽しいゲーム自体は沢山ありましたが、悩みと葛藤はつきませんでしたし、そんな自分に結果がついてくるわけもなく。
だいたいがロケットスタートからの大失速で平凡な結果に終わりました。一度もシングルに残れず悔しさしかありません。
本戦こそは後悔しないようにと、MOを中心に練習を続けてきました。今までのプレイの荒さも改めようと反省と反復。しかし自分程度がMTGに掛けられる時間などはたかが知れているので、決して十分納得いく練習ができたとは思えません。
それでも、自分のやれることはやったと、とにかく悔いないようにと時間を見つけてはグリデルと戯れていました。その時間は楽しかったです。
さて本戦に向けて、デッキが決まったのは本戦当日の3日前のこと。たまたま気が向いてトナプラで回していた時、チメリカとマッチアップし、相手の行動をほぼ封殺しながら最低限のクロックで快勝できた時でした。
それまで自分の選択が裏目となり、相手の持ち札がキレッキレに噛み合って負けるゲームばかり繰り返していた中、勝つ爽快感を思い出させてくれたその時のリストを、自分の今のグリデルとして信じることにしました。
決して強いリストだと胸を張れるものではありませんが、自分が使うなら一番強いと言えるリストにはなっていると信じることはできました。
本戦の結果については次の日記に書きますが、よい結果にはなりませんでした。
それでも、悩みながらも最後は気持ちよく決断できたこのデッキが好きで、本戦自体も後悔は一切残っていません。
ただただ次は頑張ろうと思います。
まだまだ道の途中。
日曜日、サイン会に並んでいる時に隣の初対面のレガシープレイヤーと雑談していて、ある記事の「初心者はデルバーを使え、中級者はミラクルを使え、そして上級者はまたデルバーを使え、さらに超上級者はミラクルを使え」というような意味の内容があったねと話になり、何故か響くものがありました。
自分はバーンでレガシーを始め、レッドデス/デッドガイエール/チームイタリアという3種のデッキを使いビートコントロール的戦略で勝ったり負けたり出来るようになり、その後またURバーンで火力の楽しさと難しさを味わいました。それらのデッキと一度別れを告げて最後に辿りついたのがヤンパイもアンコウもネメシスも生まれる前のグリデルでした。
UR Delver にボブを入れたくらいのデッキから始まり色々試す間に、様々な強カードが刷られてデッキが変遷していきました。
結局この過程では、自分はレガシーを始めてすぐデルバーに触った訳でもなく、上級者に到達して使い始めた訳でもない、デルバーというデッキの勝ち方を知らぬまま今までの経験を捨てて飛び込んだようなものでした。
ようはその時点から今もまだデルバーの初心者なのだと思います。
今回のグランプリでは3-1スタートした後、デルバーミラー2連戦で負け続けた事が一番大きく、それが全てでした。
様々なデッキとの立ち回り方を勉強してきたものの、結局はデルバーというデッキ
の勝ち筋の深さを理解しきれず、これらのデッキ自体への理解の差から敗走してしまったと言えると思います。
これは大きな差であり、自分にとっては今後に意味のある気付きでした。
今はまだコンボ絶対殺すマンでしかありませんが、いつかデルバーをもっと使いこなし、デルバー同系絶対殺すマンにさえなれるくらいを目指していきたいです。
他のデッキも遊びますが、とにかくグリデルと運命を共にしていきたいと改めて思えたグランプリでした。
たくさんの仲間や知り合いと久しぶりに会い、楽しい話もでき、知らなかった人に面白いデッキの話も聞けて内容のとても濃い2日間でした。
そして添付画像にあるようにニルス・ハム先生との出会いはかけがえのないものでした。
こんな素敵な経験を沢山させていただき、運営側の方々、参加者の皆さん本当にありがとうございました。
マジック最高!!
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