グランプリ千葉2016本戦参加レポ
1週間以上遅れて旬を逃しましたが、体調不良等いろいろあって今になりました。

デッキはトライアルから一貫してグリデルで。
土地19クリーチャー14スペル27
フィニィッシャーは墓忍び。

詳しい構成も、今回はせっかくなので最後に触れようと思います。
結果は初日落ちだし、よくなかったけど。



それではレポになります。

(m=マリガン数 自分/相手)(→=結果 ○=勝ち ×=負け △=引き分け)


R1 デスタク
G1後手m0/0→○
相手側の立ち上がりを全て捌いて墓忍び。
G2後手m0/1→○
お互いに横に展開させていき、デルバーが唐突なる死をめくって変身。相手の盤面が壊滅して勝ち。

2-0で、まずは1勝。

R2 赤単スニーク
G1先手m2/2→○
G2後手m0/1→○
単発の動きを防ぎつつ、ハンデスを絡めてこちらのペースに。

2-0で勝ち。2bye持ちと並ぶ。

R3 赤単スニーク
G1先手m0/1→×
チャリスx=1をDazeするが、猿人の指導霊で通され、そのままハンドが使えないまま負け。
G2先手m0/0→○
G1と同じ流れでチャリスは通されるが、今度は影響も少なく勝ち。
G3後手m0/0→×
チャリスも打消し、ヤンパイ+セラピーを軸にハンドを攻めながら同時に土地を割り、徐々に優勢に。
相手の場が裏切りの都と山。ハンドが古の墳墓と赤タイタンだけになり、こちらはヤンパイとトークンと死儀礼。もう 後2ターンほどで勝てる盤面だったが、こちらが何か引く前に猿人の指導霊をトップされ逆転負け。

悔しいけど2-1。次が踏ん張りどころ。

R4 デスタク
G1先手m0/0→◯
G2後手m0/1→×
マナベースを攻められ、展開に差がつき負け。
G3先手m0/1→◯
サイドカードが上手く刺さり有利に運んで勝ち。

自分のあたり運には思うところもあったが、これで3-1。

R5 UR Delver
G1後手m0/0→×
渋面の溶岩使いからスタートされ、ハンドは肉ばかり。ドロソや除去を待って展開するべきところを、ラバマンサーに数体持っていかれジリ貧で負け。
G2先手m0/0→×
土地周りをきれいに嵌められて、そのまま展開が遅れ負け。

G1はこの日一番大事なところでの決定的なミス。集中が途切れ、判断力に欠けていた。
これで3-2。後がなくなる。

R6 4C Delver
G1後手m1-0→◯
先手後手ひっくり返すきれいな回りで勝ち。
G2後手m0/0→×
こちらのマナスクリューに不毛が刺さり負け。
G3先手m0/0→×
Delver からスタートし、返しで相手は不毛起動。今度は土地も止まらず、続けて展開しながら差を開く。
除去の応酬を掻い潜り、お互いに展開して行き、場が出来上がってくるがライフ差は有利。場にはクリーチャーと不毛ボルカフェッチ、相手側のクリーチャーもほぼ同数。ハンドはブレスト・二股の稲妻・ヤンパイと不要牌。相手もハンドはまだ十分あり、先にブレストから入りフェッチから二股と動く事を選ぶ。しかしここで、これまで1度も見ていなかったスタイフルが公開され、そのままターンを返すと今度は不毛も飛んできて、後は残りのハンドを使うこともできずそのまま負け。

「レガシー初めてなんです」はやっぱり地雷だな…と思った。3-3。2日目に残るにはもう負けられず。

R7 青茶単
G1後手m0/0→×
2ターン目のチャリスが弾けず、墓忍びまで繋げて粘るも、モノリスから大量マナ、そのモノリスをコストにトランスミュートアーティファクトでワームコイル。スカイソブリンまで見えて投了。
G2先手m0/0→×
チャリスは警戒するが、モノリス→トランスミュートアーティファクト→バタースカルでGG。

相手の方、始まって早々何か苦そうな表情をしていて悪い予感がしたが、的中してしまった。これで3-4。2日目の芽も無くなるが、このままでは終われないので続ける。

R8 BG DD
G1先手m0/1→×
極力邪魔をしながら攻めたが、あえなくマリットレイジを出され負け。
G2先手m0/0→×
相手のハンドをほぼ空っぽにして、土地の伸びも芳しく無かったので少し希望が見えるが、その直ぐ後にマリットレイジが出て負け。

後半のこの当たりはいつも通り。一矢報いたかったがならず。せめて普通の土地単なら戦い方も用意していたが…
3-5。

R9 エウレカテル
G1後手m0/0→◯
思考囲いがいいところで刺さって勝ち。
G2後手m0/0→×
最短でかつ、カウンターも超えられ負け。
G3先手m0/0→◯
ロストレガシーでオムニ抜くなどしながら、ハンドを攻め続けながらカウンターを貯めて勝ち。

最後は今までの鬱憤を晴らすように快勝。

最終結果は4-5。弧炎撒き。
R5のミスと、デルバー同型2戦通しての立ち回りの悪さが大きな反省点でした。
もう少し青いコンボにも当たりたかったものの、デスタク2戦をちゃんと勝てたところは、今まで個人的に苦手意識があった事もあり自分としては収穫でした。




勝ち越す事すら出来ず、十分な結果は残せませんでしたが、一応デッキについても触れておきます。

まずリストから↓

Deck: Grixis stalcer.dec

Counts : 60 main / 15 sideboard

Creatures:14
4 Deathrite Shaman
4 Delver of Secrets
3 Young Pyromancer
1 Vendilion Clique
2 Tombstalker

Spells:27
4 Brainstorm
2 Cabal Therapy
1 Forked Bolt
3 Gitaxian Probe
4 Lightning Bolt
3 Ponder
1 Spell Snare
1 Thoughtseize
3 Daze
1 Kolaghan’s Command
4 Force of Will

Lands:19
1 Badlands
4 Polluted Delta
4 Scalding Tarn
1 Tropical Island
3 Underground Sea
3 Volcanic Island
3 Wasteland

Sideboard:15
1 Grim Lavamancer
2 Baleful Strix
2 Pithing Needle
2 Pyroblast
1 Sudden Demise
2 Surgical Extraction
1 Ancient Grudge
1 Dismember
1 Lost Legacy
1 Painful Truths
1 Sulfuric Vortex


土地19の不毛3は、マナ否定戦略を選ぶ際にはとても弱い土地構成です。
それでもこの形を選んだのは、ヤンパイ+αの3マナの動きと、現実的なターンに安定して墓忍びをプレイする事の2点を重視した為です。

マナ否定戦略ありきの軽く速いグリデルではなく、序盤はデルバーで攻めつつ機会をみて積極的にヤンパイギタセラのプチコンボを狙うデッキであり、やや遅めにもシフトしてあります。

そうまでした狙いにはまず、相性の微妙なBUG続唱やJundに対して確実に勝てるように墓忍びを採用する事と。やや不利のつく
デスタクにマナベースを崩されずに確実に除去を当てて勝つためです。

またDazeをフルで使うにはちぐはぐな構成であるために1枚減らし、補強に思考囲いと呪文嵌めをそれぞれ取ることにしました。
思考囲い1枚あるだけでコンボ戦メインでの安定感が違い、後に続くセラピーのプレッシャーもより大きなものになるため使い勝手は良かったです。
呪文嵌めは、通るとキツイものに2マナが多いことと、ややロングゲームも見据える関係上確実に何かと交換できるものをとりたかったので選びました。

コラコマはこちらもやや長期戦向けのカードですが、状況をみて上手く通せばさすがに強いカードです。
何度かこれで墓忍びを拾って唱え直し助けられた事もありました。


メインではBUG続唱やJund、デスタク等の相性の際どい相手から勝利を狙っていき、なおかつコンボデッキにも十分勝てるデッキを目指しました。


サイドからはエルドラージ、ミラクル、土地単を意識しそれらに多くの対策を割きつつ、他のものにも有効となる札を集めるようにしました。


その為、構築の段階からもはっきり言ってデルバーミラーはやや苦手と言える構成に仕上がっていたかもしれません。
より一層ミラー戦の立ち回り等、やり込みが必要だったはずで、本戦の結果はただただ戒めとなりました。

決してメタに最適とは言い難いデッキですが、ある程度対応力の広いデッキではありますし、なにより自分の手に馴染むデッキと言えるものなので、これをまたベースに次の大きな大会までにまた仕上げていこうと思います。




…主に自分のプレイングを。



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