生存報告→最近のmtg生活(MO)→調整中のデッキ
生存報告→最近のmtg生活(MO)→調整中のデッキ
2年近くほったらかしでした。
レポはほとんどTwitterでその都度上げるようになってしまったからですね(^_^;)

昨今noteを介していろいろなデッキの解説記事や考察を目にすることが増えました。
ただ自分のような半端な戦績しかない者にとってはやや敷居が高く感じてしまい、
結局筆をとるには至りませんでした…

なら、と…
初心にかえってDNの方に自己満記事をしたためていけば、適度に自己顕示欲みたいなものを発散できるのではないかと思い、書き始めたのでした。


以上、生存報告ならびにお気持ち表明でした。



最近というか、子育てとコロナが重なり、この2年は紙の大会はほぼご無沙汰でした。
幸い縁のあったDiscord内でのレガシーグループに入り、今まで出会うこともなかった遠方の方々とも交流が持てたり
日常的には時間を縫ってMO上でレガシーのUR(b) Delverの派生デッキばかりいじって遊んでいました。

最近ようやくレガシーチャレンジの方で2回ほどTop8に残れたり、嬉しい事もありました。



さて本題の
デッキの話をします。

今までずっとグリデルばかりを回してきましたが
カードパワーのインフレにより
最近では色をURの2色に絞ったり、タッチカラーとして黒を使うことが多くなりました。


1枚目の画像が昨日たまたま息抜きに組んだ、自分なりの最新版グリデルになります。
もうデッキ名はグリクシスデルバー改めグリクシスデルヴ(略してグリデル)でいいんじゃないでしょうか…

媒介者と執政を中心に据え、追加の加速手段として思考掃きとアンコウを加えた形です。忍耐がキツいので関係ない早いうちに探査クリーチャーを出してしまおうという狙いです。
出てしまった忍耐やウーロなどどうにもならない連中に効くマナのいらない除去として殺しをとりました。巡り巡って今このカード便利ですね。
黒い厄介なクリーチャー筆頭だったアンコウも使用率が格段に下がった今、ライフの支払いが重いくらいで困る事が少ないです。

早く出す為に特化するなら反復は余計かもしれませんが、それはあくまでどうしようもないBunt Miracleなどに対抗する為で
その他のデッキ相手は基本地形を並べながらUR2色のように振る舞った方が安定すると考え採用した形になっています。
殺しのライフ損失は馬鹿にならず尚且つ序盤にアンシーを置くプレイは極力避けたい為1枚に抑え、媒介者や反復と相性の良い炎の印章を採用しました。
反復で捲れた際にとりあえず置いて、後にちゃんと除去として機能する面が気に入っています。

サイドボードではこのデッキの場合、借り手が特に重要になってくると思います。
メインボードが探査に寄りすぎている為、もしも黒力戦等を置かれようものなら頼りになるクロックはデルバーだけになってしまいます。
また、待機はあまり見ないカードですが自分は気に入っていて、殴り合う展開の時に相手の序盤のアタッカーに使うと効果的だったり、ウーロが殴り始めるターンのアップキープに使う事でかなり時間を稼いでくれたりします。ここはもともと水没が入っているような枠で自分はより広く使いやすい待機の方が好きです。



次に
2枚目の画像のデッキが現在メインで使用しているものになります。
Sprite Dragonに惚れ込み、古き良きGrow戦略のように戦えないかと組み始めました。かつて愛した墓忍びの面影を感じるMurktide Regentが加わり、赤いデルバーことDragon Rage ChannelerもDragonと名にあるのでDragon Growと名付けています。
(デッキ名って大事だと思うんです)

おそらく1番目を引くであろうカードはClout of Dominusではないでしょうか。
これはSprite Dragonの為に仕込まれていたかのようなカードで、
青いクリーチャーに+1/+1修正と被覆を、赤いクリーチャーに+1/+1修正と速攻を与えます。
エンチャントする際に最大の隙が生まれ、不利な交換を取られやすい弱点がありますが、執政や媒介者の方がSpriteよりプレイ優先度が先に来る関係で
膠着状態を作り出してから決めにいける事が増えました。
はっきり言ってしまえば執政さえ場に定着すれば勝ちなので、そこに焦点を当てさせて、後からこっそりと無敵Spriteをつくる狙いです。

少し脱線します。


このカードとの出会いはまさにこのDN内での出来事でした。

ニヴメイガスの精霊というカードがありました。
フラスターストームとそれを使ったUR Delverが少し流行った時期がありましたが、それよりずっと前
しもべの一人さんとニヴメイガスを使ったファンデッキについてやりとりしていた際、真っ先に目についたのが天主の勢力でした。その時はまだ2回目のラヴニカに来訪したばかりで、ニヴメイガス以外にこれと相性の良いクリーチャーが見つからず
最後までは形にならずに終わりました。

時が経ち、イコリア発売直後 相棒環境まっただ中で様々なリストが勝ち残る中これをSprite Dragonと共に試したのが始まりになりました。

その後もグリデルの構築が行き詰まる度にとりだしては、その時々の環境に合わせた形で使っていました。

オーコアルカニスト絶頂期にレガチャレやリーグでリストが何度か載り、それをたまたま見た海外の調整チームBlue Dojoのプレイヤーの方が拾いあげて下さり、何人かのMOプレイヤーが遠い海の向こうで独自に調整して結果を残してくれました。
(国内でもたまに真似されたりする事があると、くすぐった嬉しかったのですが)

その時は自分よりプレイに長けた方が自分のコンセプトをどう扱うのか見れて、とても視野が開けました。そしてその繋がりから少しですが直接やりとりして情報交換したりもできたので楽しかったです。


かなり逸れました。
思い出語りはキリがないです^^;

リストの話に戻りましょう。
と言っても最初に見たグリデルがこのデッキをベースにしているので要所はほぼ同じです。

先程の弱点が墓地対だったのに対し、こちらは終末に弱いです。
クリーチャーの構成が全てパワーの高いフライヤーで構成しておりラガバン入りよりも4C Control等には立ち回り易かったのですが、コントロール側が洗練されBunt Miracleが多数を占めるようになってきて壁にぶち当たりました。
そこを掻い潜る方法は模索中ですが
クロックの展開順や残し方に鍵があると感じています。
(結局、昔の奇跡対グリデルと同じですね)

サイドボードにフォーゴトンレルムのコモンカードが含まれていますが、これは今までDive Down等を使っていた枠です。
(もちろん巷のUR Delverにそんな枠ありゃしないのですが)

それらのカードに持たせた役目は、天主の勢力をエンチャントする際の隙間埋めとしての役割と
ミラーでクロックを相手より1体でも多く残す役割
そして虹色の終焉やソープロ、突然の衰微等のあらゆる単体除去から守る役割です。

そして新たに採用したYou See Guard Approachの場合
さらに忍耐やコアトルが邪魔に入った際に寝かせてクロックを守ったりできます。
Marit Lageや執政等、こちらのクロックよりデカイものが立っていてもテンポを稼いで先に勝つ為の一手となるかもしれません。


目下苦手なBunt Miracle戦を練習中なので、そこに焦点を当てたような内容になりましたが、
赤デルバーの登場が1番鮮烈で執政の決定力の高さもありデッキ全体としては下手なコンボより決めるスピードの速いフェアデッキというのが、むしろアンフェアなんじゃないかという印象です。


今のレガシー環境はラガバンやサーガ、忍耐に執政とモダホラ2環境と言うに相応しい状態です。
しかし自分はコンセプト重視でラガバンを使わない側に回りましたが過去1番勝てているとさえ思います。執政のおかげ。

コンボがより速い構成を目指したり、デルバー殺し的なデッキも増えていますが
様々なデッキがその隙をつくチャンスのある良い環境だと思っています。

結局こう締め括ることになりがちですが、現代レガシーはその時々の変わりゆく環境を楽しみながら、廃れかけていたギミックを再発見して懐かしんだりできる
長い目で見ればまだまだ自由度の高い遊び方だと思います。
あえてここに書いたこの文を読んで誰か1人でもまたレガシーのデッキを手にとってくれたら幸いです。

久しぶりに書いたDN
長くなりましたが、思いの丈をぶちまける媒体があるって
やっぱり良いものですね。
また気が向いたら何か書こうと思います。


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